LA DIVISION TECHNIQUE(ラ・ディヴィジョン・テクニック)は、1983年から1987年にかけてフランスでポスト・インダストリアル音楽の最初の波をサーフしたフィリップ・サンロスによって設立・指揮されたフランスのエレクトロニック・プロジェクトである。当時は、アナログ・シンセサイザー、フィルター、ヴォイス、空間的なサウンド・レコーディングを駆使した、オールドスクールなエレクトロニクス、サウンドスケープ、ミニマル・シンセ、インダストリアル・アンビエントに近いグループだった。
2017年にRotorelief Recordsレーベルとの出会いがあり、80年代期のアルバム『Travaux inattendus, systèmes aléatoires』がリリースされた。
この時、フィリップ・サンロスは減算音響合成機、もっと簡単に言えばアナログ・シンセサイザーのコントロールに戻った。その後、2年にわたるコンサートが続き、2019年にはセカンド・アルバム『Nebula』がリリースされた。
2023年、フィリップはサード・アルバム『Traversant les citées liquides』で基本に立ち返り、サイケデリックなアナログ・エレクトロニック・ミュージックと拷問のような宇宙のメロディーが、ポスト黙示録的世界の入り口にある腐敗した宇宙で出会う。
フランスのオカルト・エレクトロニック!?